レトロ＆モダンな街 弘前には、個性的な喫茶店がいっぱい。
　ガイドマップ片手に街歩きをしながら、お気に入りの喫茶店を見つけてみてはいかが。

珈琲の街ひろさき ガイドマップ（PDF）

幕府の命を受け、北方警備のため蝦夷地に赴いた勇敢な弘前藩士。 厳冬下、浮腫病の予防薬として飲んだ「蘭療法」に基づく珈琲を再現したのが「藩士の珈琲」です。 安政4年（1857）、蝦夷地勤務の幕臣に配られた仕様書（蝦夷地御用留「二」）によると、 「黒くなるまでよく煎り、こまかくたらりと成迄つきくだき弐さじ程麻袋に入、 熱き湯にて番茶の如き色にふり出し、土びんに入置、さめ候得ばよくあたため、砂糖を入用るべし」 と記されています。 これはドリップ方式の原形ともいえる淹れ方。 色や味は番茶に似た薄味の珈琲で、とろりとした舌ざわりが特徴です。 珈琲の街弘前で、今の味と飲み比べてみませんか？