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護國山 観音院 久渡寺

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弘前市南方の自然豊かな久渡寺山中に所在する真言宗智山派寺院で、山号は護国山。院号は観音院です。
円仁(慈覚大師)の作とされる聖観音を本尊とする御堂を西暦800年頃に建てたことにはじまると伝えられ、1191年現在地に移りました。1619年弘前藩領内鎮護のため堂舎を再建し別当を置いて藩の祈願所となりました。1626年 百沢寺、最勝院、国上寺、橋雲寺とともに津軽真言五山の一つとなりました。

毎年の大祭では、生産の神である各家の御オシラ様を寺に持ち寄って祈祷する「久渡寺のオシラ講の習俗」(国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財)が行われます。


住所
弘前市坂元字山元
お問い合わせ
0172-88-1555
関連リンク
護國山 観音院 久渡寺
久渡寺山
久渡寺山は出羽丘陵の北端に位置する標高663メートルの山地です。
歴代住職墓所の上に弘前市こどもの森ビジターセンターがあります。その南側のハイキングコースに鳥居があり、約20メートル上がったところに眼病に効能があるという湧水が出る羽黒神社があります。その上に四間、二間半の玄舟寺(本尊延命地蔵)があります。そして、山頂に「山の神」と呼ばれる御堂があります。
円山応挙真筆~「返魂香之図」
「足のない幽霊」を初めて描いたという伝説のある円山応挙の幽霊画が所蔵されています。この幽霊画は1784年2月3日に弘前藩家老森岡主膳元徳が当寺に寄進したもので、毎年旧暦の5月18日に公開され、古くから公開日には必ず雨が降ると語り継がれてきました。
最近の調査で、絵を寄進した弘前藩家老森岡主膳元徳が、妻と愛妾を相次いで亡くし、その供養のため応挙に描かせた後、奉納したとみられることが判明いたしました。このことにより江戸期屈指の画家の絵が弘前に残された経緯が明確になり、史料的価値が大きく高まったことから令和3年5月25日、弘前市有形文化財に指定されました。
円山応挙の真筆は当寺の物の他はアメリカに1点のみとされております。
津軽火性三昧
修験道では一般的に火生三昧といいますが津軽では火性と表し、津軽の修験は約四百年の歴史があるとされております。
特徴として、柴灯護摩の後、修験者が松明〔たいまつ〕や鉄鍬〔てっか〕、熱釜〔かま〕、火渡り〔ひわたり〕の行を行い、自身が不動明王となって修し世の中の平和と無病息災を祈願します。修験者による荒行は、勇壮で荒々しく、神々しさを帯びています。
※毎年5月に1度だけ実施予定です。

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