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【観光情報】2022.11.21 更新

最勝院「仁王像」修復完成特別公開

サムネイル
弘前を見守り続けて370年
青森県最古の仁王像

 東北一の美塔、国指定重要文化財「最勝院五重塔」とともに弘前を見守り続けてきた、金剛山最勝院の仁王像。その御尊像は2017年秋、阿形仁王像の左眼球落下により、修復への長い道のりが始まった。
 2019年秋に仁王門より搬出が行われ、工房へ移転の上、詳細調査が行われた。その結果、経年変化により「阿形・吽形」共に目のみならず、全身崩壊の可能性が高いことが判明し、当初の眼球修理から躯(からだ)全体の解体修理をするという、重い判断がなされた。
 2020年夏、解体の過程において制作より実に368年という大変古い歴史を示す大発見があり、運慶の流れを汲む仏師が造ったことも明らかとなる。これを受け、単なる修理ではなく、制作当初の姿に戻す、復旧・修復修理へと舵が切られることとなった。
 『素晴らしい』と絶賛される力強い背中と、甦った『厳しくも優しい眼差し』の仁王像は、2023年春に本堂内での特別公開後、元の仁王門に遷座となる。


・拝観期間  令和5年4月10日(月)~5月5日(金祝)
・拝観時間  9:00~16:30(最終入場16:00)
・拝 観 料  大人(高校生以上) 1,000円、 小中学生 500円 
 団体料金  大人 800円、 小中学生 300円(但し20名以上の場合)
・拝観場所  最勝院本堂

4月15日(土)はHEP21主催「第7回ひろさきお寺の日」として、仁王像の解説が11時と13時に行われます。
事前申し込み等は不要

■お問い合わせ:弘前市最勝院0172-34-1123(9:00~16:30)
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金剛山 最勝院

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