弘前公園内の八重桜から厳選した、「弘前七桜」を特別にみなさんへご紹介します!
[桜①]八重紅枝垂(ヤエベニシダレ)
染井吉野(ソメイヨシノ)より4~5日遅く開花する桜。染井吉野と同じく、園内のあらゆる場所で見ることができます。
特に本丸の八重紅枝垂は、お天気がいい時に岩木山を背景に写真が撮れる「映えスポット」としても人気があります!
(撮影スポット)本丸、二の丸、ピクニック広場、東門付近、市民広場、弘前城植物園
[桜②]弘前雪明かり(ヒロサキユキアカリ)
弘前発祥の八重桜、弘前雪明かり。咲き始めには淡紅色のフリルが入り、満開時には白色の花弁に変わります。
園内で「え!雪?!」と見間違っている人を見かけたら「それ、弘前雪明かりっていう桜だよ」とこっそり教えてあげてください。
(撮影スポット)ピクニック広場・原木、北の郭(くるわ)
[桜③]東錦(アズマニシキ)
染井吉野(ソメイヨシノ)よりも約一週間遅く開花し、外側の花弁がやや濃い紅色になるのが特徴の桜です。
特に二の丸にある東錦(アズマニシキ)では、弘前さくらまつり期間中に多くの方が足を止めて写真を撮っていく撮影スポットとしても有名です!
(撮影スポット)二の丸、ピクニック広場、四の丸
[桜④]鬱金(ウコン)
これも桜なの?そうです、この淡黄色の花弁をつける鬱金(ウコン)という立派な桜です!
染井吉野(ソメイヨシノ)よりも約10日遅く開花し、花びらの色がウコン(ショウガ科)の根の染料に似ていることからその名前がつきました。
ぜひ黄色の桜見ていってください!
(撮影スポット)本丸、ピクニック広場、弘前城植物園
[桜⑤]松月(ショウゲツ)
染井吉野(ソメイヨシノ)よりも約10日遅く開花し始めるため、ゴールデンウイークでも楽しめる桜の一つです。
追手門から入ってすぐ見える桜でもあるため、追手門からお越しの方はお見逃しなく!
(撮影スポット)北の郭(くるわ)、弘前城植物園、追手門付近
[桜⑥]関山(カンザン)
濃桃色の花弁をつけることで知られ、花もちが良く弘前さくらまつりでは多くの方を楽しませてくれる桜です。
四の丸に多く植えられていてピンクのトンネルが楽しめるほか、二の丸付近では東錦(アズマニシキ)と一緒に楽しめる桜ですので、ぜひ二の丸付近に足を運んでみてください。
(撮影スポット)四の丸、二の丸、ピクニック広場、弘前城植物園
[桜⑦]普賢象(フゲンゾウ)
淡紅色の花弁が特徴の桜で、ゴールデンウイーク後半に弘前にお越しの方でも楽しめる桜の一つです!
名前の由来は、2本ある葉化した雌しべの先端が曲がっていることから、普賢菩薩(ふげんぼさつ)が乗っている象の牙に見えることからこの名前がついたとのこと。
みなさんは象の牙に見えるでしょうか、ぜひ実物も見てみてくださいね!
(撮影スポット)本丸、ピクニック広場、二の丸、弘前城植物園
「弘前七桜」植栽場所・鉢植え展示場所
以上、「弘前七桜」の紹介でした。
実はここで紹介した桜は弘前公園内の染井吉野(ソメイヨシノ)が散ってしまった後でも楽しめるようにと、弘前市と弘前市民が何十年も大切に育て、受け継いできた桜なのです。
さくらまつり期間中、園内にて企業による寄附金などを活用し製作した、ソメイヨシノに続いて咲く桜(手毬(テマリ)や楊貴妃(ヨウキヒ)、陽光(ヨウコウ)など)の鉢植えを22品種230鉢展示していますのでお立ち寄りの際はお見逃しなく!